また、かの雄やぎはギリシヤの王です、その目の間の大きな角は、その第一の王です。
またひとりの勇ましい王が起り、大いなる権力をもって世を治め、その意のままに事をなすでしょう。
そこで彼は言った、「あなたは、わたしがなんのためにきたかを知っていますか。わたしは、今帰っていって、ペルシャの君と戦おうとしているのです。彼との戦いがすむと、ギリシヤの君があらわれるでしょう。
あなたが見た、あの二つの角のある雄羊は、メデアとペルシャの王です。
またその角が折れて、その代りに四つの角が生じたのは、その民から四つの国が起るのです。しかし、第一の王のような勢力はない。
わたしは今あなたに真理を示そう。見よ、ペルシャになお三人の王が起るでしょう。その第四の者は、他のすべての者にまさって富み、その富によって強くなったとき、彼はすべてのものを動員して、ギリシヤの国を攻めます。
あなたの後にあなたに劣る一つの国が起ります。また第三に青銅の国が起って、全世界を治めるようになります。
その後わたしが見たのは、ひょうのような獣で、その背には鳥の翼が四つあった。またこの獣には四つの頭があり、主権が与えられた。
わたしはユダを張って、わが弓となし、 エフライムをその矢とした。 シオンよ、わたしはあなたの子らを呼び起して、 ギリシヤの人々を攻めさせ、 あなたを勇士のつるぎのようにさせる。